昨日は、飯もろくに食わずの渓流釣りで、疲れ切って、帰ってから、腹を満たした後、18:00頃、少しうたた寝するつもりが、結局、今朝05:00まで寝ていました。
何時もなら、二日間位は、足腰に疲れが残るものなのですが、今日は体調も気分も爽快。
良く動き、食事を取って、良く寝る事、やはり睡眠と云うのは疲れを癒すのに最も効果的であるのが分かります。
昨日は、親父と釣りをする予定で、永源寺は御池川へ向かいました。
06:00に迎えに来て貰って、現地に到着したのが、07:00頃だったと思います。
天候は一日中曇りの予報で、気温も低く、寒さを感じました。
渓流用長靴に履き替えて、『さ〜入るぞ』といったところでした。
『ん?餌が無いやんか^^;』
忘れている事に気が付いたのは、二人とも今日も頑張るで〜と、気合も十分だったその時でしたし、遥々三重から、この山奥まで来た意味は、なんやったのかと、落胆・・・
毛鉤は持参していたのですが、親父は毛鉤はやならいし、戦意喪失で家に帰りました。
家に着いたのが09:00前でしたので、もう一度出直しに、自分一人で再出発。
一昨日、義兄弟Y君から連絡があったのを思い出しました。
以前から、一度釣りに行こうと誘われていたので丁度いいか・・・?
試しに電話してみたら、どうも起こしてしまったみたいで申し訳なかったけども、誘ったら一つ返事で『行こう』との返事・・・
県境、石槫トンネル前にある、宇賀渓キャンプ場で待ち合わせて行く事になりました。
キャンプ場は、シーズン入りしたのか、オープンしていました。
駐車料取られるかと思いましたが、待ち合わせでと話したら、只で止めさせて貰えました。
新緑の景色を見ながら、待つ事、約1時間程・・・
Y君が来ました。
10:30頃に現地入り。
気温は桜が咲いている程なので、想像つくと思われますが、3月末〜4月初旬並・・・
つい、数週間前には、雪渓が残っていましたので、この様な曇りの日は、特に寒さを感じます。
目指すポイントは、前回に流れ紋岩魚を釣りあげた支流攻め・・・
どんな渓流か、楽しみでしたし、源流まで、岩魚がいる事も間違いないとの判断で決めました。
あの日から、誰も入っていなければ釣れるはず・・・・
早速、Y君が小さいながら岩魚を上げます。
2匹目に流れ紋岩魚が出ました^^;
『俺が今まで何百の岩魚を釣り上げ、1匹しか釣った事の無い、流れ紋岩魚を・・・
それも簡単に・・・^^;』と思いましたが・・・
流石にその後は出ませんでしたが・・・・
岩魚が出たのも最初だけで、その後は、少なくなりました。
どうも、この渓も誰か入ってるな〜と感じたのも間もなくでした。
それか、水温の関係か・・・
数は出ないが、小日光岩魚は出ました。
源流へ行くに連れて、岩魚サイズも上がって来ました。
やはり、どれも、黒く錆が入っている。
春を迎えたばかりの岩魚色でした。
人の入らない、この様な支流は、大概岩魚が濃いのですが、想像より出ないのに、がっかり・・・
ポイントも在るのに出ない・・・
粘って、何とか源流の大滝の壺から、釣り上げた、鰭ピン岩魚。
それも大和岩魚か?
後一年もしたら、尺になりそうな鰭を持った岩魚でした。
Y君の昼食中に悪いな〜^^;
Y君が飯食っていなかったら、Y君が釣り上げていたかも知れません。
運の良かった一投目でした。
源流釣りの不思議な事は、源流に行くにつれて、大きな岩魚がいる事。
何故か?
考えると・・・
岩魚は産卵の為に源流まで遡上する。
源流と云え、遡上も限界があるので、当然、この様な魚止めの滝に集うか、水量に左右される。
また、産卵後、そのまま、居ついて、越冬するものもいる。
孵化した稚魚は、大雨の日に下流へ流されてしまう。
また、餌の乏しい源流で生き抜くためには、共食いだってあるから、小さい物は喰われ、大きいものが残る。
後は、釣り人に釣られない場所にいるからか・・・・
飛騨や長野の川へ釣りに行くわけで無いので、尺岩魚を狙うなら、この様な条件に限られて来るような気がします。
皆、同じような事を考えているでしょうから、この手の支流は、もう今年も既に入られていると釣っていて感じました。
滝を越えた後は、魚影も無く・・・
谷を降りました・・・
『Y君待ってくれよ〜』と、Y君は疲れていなかったのか?
軽快に谷を下って行きます。
行きは釣りに夢中で、帰りが遠くて・・・
気が付けば、結構、登って来たと感じました。
何とか入渓地点に辿り付き・・・・
新緑も眩い景色を眺めて、この日は解散しました。
どうしても、疲れていると、もう暫くは、釣りはいいやと云った気持になるのですが、次の日には、又、行きたくなるのが不思議な魅力です。
Y君、又、宜しくお願いします。
しかし、親父に悪い事したな〜^^;
早速、近い内に行こうとお誘いしました。