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日記・一般
今年としては、初の御池川へ行って見ました。
05:00起床、06:00に実家で朝食を済ませた後、親父ともに向かいましたが、この時期に入りますと渓流釣りを嗜む人も結構見られますので、場所を確保しなければ、渓流魚は狙えません。
案の定、既に入渓されていると思われる車が数台と止まっているのが、下流から上流へと林道を走らせている内に見られました。
親父と入渓する場所は、何時も保々決まっていますが、私がまだ中学の頃の昔に何度も連れて来て貰った場所で、当時に比べれば渓流魚も減り、渓相も悪くなったと言います。
山菜も、コゴミ、タラの芽と、昔は、沢山採取した記憶が残っていますので、山菜時期になり、親父と釣りと山菜採取の両立できる場所と云えば、この場所になってしまいます。
現地に到着して、昔コゴミ畑であった場所には、量は少ないが、やはり20年以上前と変わらず自生していました。
この一帯には、タラの木も何本も昔は在ったのですが、自然に枯れたのか、どうなったか分かりませんが、既にありませんでした。
人気の山菜で、一人の人にありつけられたら、当然、毎年、その木は狙われますので、既に枯れてしまった可能性もあります。
タラの木と云うのは、芽を全て採取してしまえば、其れ以上成長は途絶えて、枯れてしまうと云います。
枝が多く、芽が大量に生えれば、枯れはしないのですが、一つの木に対して、多くて5,6本の枝、その先端に新芽が生える。
芽は高級食材ですので、見つければ、珍しさあまりに採取してしまいます。
芽を残す事を知らなければ、次は期待出来ない食材なのです。
ひょっとしたら、私、自分が枯らしたか、親父が枯らしたのかも知れませんが、御池川沿いで、タラの芽を簡単に採取するのが困難になったのは事実です。
岩魚も直ぐに出ました。
何時も釣れない場所から、意図も簡単に釣れてしまいましたので期待が膨らみました。
小鳥の鳴き声、川のせせらぎと、青空晴天下、森の木々は新緑が進み、本当に気持ちの良い渓流釣りとなりました。
この辺りはアマゴと岩魚の混生地帯、大きさは期待薄ですが、例年以上に渓流魚の活性が良さそうです。
春一に咲く、山桜は保々満開から、散り初めの模様素、他の木々が花を咲かせ山の模様は、紅葉時とは又違った美しさを放っています。
渓流沿いを歩いていたら、思わぬ小動物が歩いていました。
どう見ても、ネズミに見えますが・・・笑
良く見たら、ネズミでは無く、尻尾がリスの様にふさふさと長く、リス、モモンガか、何だろうと思い捕まえてみたのですけど、結局、分からず放しましたが・・・。
家に帰りインターネットで調べた結果、どうも、ニホンモモンガ、その仲間のムササビの様です。
珍しい動物を昼間に見かけたなと思います。
モモンガはペットで飼っている人もいるようですが、ムササビは鳥獣保護動物、非狩猟鳥獣に指定されているらしくて、娘に何で持って帰らなかったのと云われましたが、持ち帰りが出来ない動物でした。
今まで山で会った珍しい動物の中で、熊、テン、ニホンカモシカといましたけど、ムササビは初めて、今日はいい経験をしたなと思いました。
結構、長い時間、親父と釣り歩き、気が付けば昼間を越えていました。
時間的には早いですが、この滝で、釣りを終了。
親父は疲れ切っていました。
今日の結果は、数匹の渓流魚とコゴミを少し、葉山葵を少しと、二人とも悪くない渓流釣りとなりました。
つづく・・・笑